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北の味覚はやはり毛ガニやタラバガニの旨みが
曼陀羅のように広がり、舌も心も舞い上がる旨さ!
カニを食べずして北海道は語れません。
旨いカニの見分け方があります。
カニもやはり鮮度ですから、見た目の赤色具合や、
ドリップといわれる旨み成分が抜け落ちると
スカスカになります。水っぽくなく、
手で持ち上げて重量感のあるカニなら大丈夫でしょう。
水槽に放し飼いにされるカニを目の前で取上げ、
生は第一関節を残して剥き身にし、
氷水につけて繊維が放射状に華開く。
カニの刺しみは歯切れよい甘みが持味。
ボイルは5%の塩分でゆであげ、ハサミでバリバリと
甲羅を切って、身をしぼりだし口に放り込む。
浜流儀の粗野や食べ方にカニの醍醐味を味わえる。
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